金でアンチエイジング?金の糸がたるみに効く理由

金の糸とはどういう施術?

美容外科クリニックで行われるアンチエイジングの施術の一つに、金の糸(ゴールデンリフト)というものがあります。
髪の毛と同じくらいの細さの純金でできた糸を、真皮層に埋め込むこの施術は、金の糸によってたるんだ皮膚を引っ張って持ち上げるものと誤解されがちですが、決してそういった方法で肌の若返りを実現させるわけではありません。
皮膚細胞に金の糸が触れることによって免疫細胞を刺激し、たるみのない弾力のある肌を作り出すよう働きかけていくという美容施術なのです。

金の糸はどうしてアンチエイジングに効くの?

金の糸を格子状に埋め込まれた皮膚の深いところにある組織は、その刺激によってついた傷を急いで治癒させようとしたり、金という異物を排除しようしたりするため、免疫細胞を活発化させるので、それらの影響で線維芽細胞が刺激されて、コラーゲンやエラスチンをたくさん生成させるようになるのです。
コラーゲンは細胞間を結びつけてしなやかな肌にする役割があり、エラスチンはそのコラーゲンを支える弾性線維なので、金の糸を埋め込むことによって肌の弾力がよみがえり、たるみが改善されていくのです。

デメリットは?

免疫細胞を刺激して、自力でお肌が若返る手助けをする金の糸は、数ある美容施術の中でも比較的安全なものと言えるでしょう。
ただし、やはり肌の奥に埋め込むため、術後の腫れや内出血はどうしても起こります。
また、金属アレルギーがある人では、赤みや腫れなどのアレルギー症状が出てしまいますので、注意が必要です。
そしてまれに、異物性肉芽腫(体内に異物が入ったことによってできる腫瘤)の症状が出ることもあります。
金の糸を入れる際には、説明を受けた上で、自分の体質と体調をしっかり鑑み、十分納得した上で施術を受けるようにしましょう。